犬の膣ポリープ

今回は犬の膣ポリープについてです。

膣ポリープは未避妊の雌に発生しやすく、陰部より急にポリープが露出することで発見することが多いです。

無症状のことも多いですが排尿障害がでることもあり、今回の症例は急性の出血があり手術することとなりました。

 

下の写真は毛刈り、消毒を行ったところです。

会陰部がかなり膨隆しているのがわかります。

 

     

手術開始です。

会陰切開により患部までアプローチします。

 

ポリープを把持します。

 

周りの組織から分離を進めていきます。

 

切除後です。

膨隆部が無くなりすっきりしました。

   

 

同時に避妊手術を施術することで、再発リスクが落とせます。

この子も術後再発もなく経過良好です。